冬芽コレクション① コブシ、アカメガシワ、クリ、イチジク、クサギ、エゴノキ

しかし、ここのところの寒いことと言ったらもう。。。築50年越えの我が家ではついに水道が凍り始める季節となりました。

 

出かけるときにはダウンを着て、マフラーと手袋つけて準備バッチリ。寒さ対策に身を講じてお散歩スタートです。

 

ふと植物の様子が気になって目線を上げると、あらあらなんとまぁ僕とおんなじフワフワの寒さ対策をした冬芽があるじゃないですか。

▲これはコブシの冬芽。あったかそうだなぁ。確かにこれなら冬を越せそうだ。

 

じつは冬芽のことは、いつも通り1種類につき1記事書こうと思っていたのですが、冬芽の面白さは色々な形を並べて見ていた方が伝わるような気がしてきたので、何種類かずつまとめて書いてくことにしました。→カテゴリー:芽の話はここをクリック

 

今日は第一弾。ちょっとまちなかを歩くだけでたくさんの面白い冬芽と葉痕に出会えますヨ。

 

まずは僕が好きなアカメガシワの冬芽から。

▲あったあった。アカメガシワの冬芽も、細かい毛で寒さ対策をしています。まるでバンザイをしているみたい。

 

「まるで○○みたい」シリーズで言うと、僕が凄く気に入っているのはクリの冬芽。

▲ほら。この冬芽の形、まるでクリの実みたいじゃないですか?「クリの冬芽はクリみたい。」覚えやすくて嬉しいです。

 

続いて紹介するのは、まるで炎のような・・・

▲イチジクの冬芽。ろうそくの火が灯っているみたいでこれまたキュート。

 

イチジクは冬芽の下にある葉痕(葉が落ちた痕)が大きくて真ん丸なことも特徴です。

 

葉痕に特徴といえば、クサギもちょっと面白い。

▲クサギの葉痕は、馬の蹄みたいに見えます。

 

というような感じで、クサギはちょっと見つけにくいかも知れませんが、それ以外のものは身近な場所でごくごく普通に見られる植物ばかり。

 

意識していないと本当になにも見えてきませんが、じつはまちなかは可愛い冬芽だらけです。

 

それでは、本日最後の冬芽をご紹介。

▲エゴノキの冬芽です。

 

冬芽が面白いのは、その形に厳しい寒さを耐えしのぐための理由が隠されていること。

 

エゴノキの場合には、大きいものと小さいものの2つの冬芽を用意しますが、じつはこれ、春になった時に芽吹くのはどちらかひとつだけなのだといいます。

 

何事も起きずに春を迎えたら、大きい方の冬芽が芽吹き、小さい方の冬芽はこれ以上大きくならないのだそうです。(本当かどうか、今年自分の目で確かめてみようと思っています。)

 

もしも春が来るまでに大きい冬芽に傷がついたり、何かしらの理由で取れてしまったりした時には、小さい方の冬芽が奮起して新芽を作り出すのだといいます。

 

春に備えて2段構えで備えるのがエゴノキの戦略。

 

人と同じで、それぞれの冬芽にはそれぞれの戦略が隠されているのがとっても面白いなと思います。冬は寒いけど、工夫の季節。はやく暖かくならないかなぁと思うけど、植物にとっては英気を養うために必要な時間。

 

もしかしたら人間にとってもそういう時間が必要なのかも知れないなと思いながら、冬のまちなかを歩いた私なのでした。

 

*今日ご紹介した植物の、他の季節の様子。

→アカメガシワ パイオニアの生き方

→身近なクリの花を面白がってみる


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1 コメント

  1. watashinoniwa

    バルタン星人や蹄のような形の冬芽、面白かったです。でも何が一番面白かったかというと、このコーナーを開けたら、画面いっぱいに広がる登場の仕方。衝撃、びっくり! 気に入り方の度合いが窺われました。

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