その名前を検索すると、すぐに「駆除」やら「撲滅」という言葉が付いてくるほどの嫌われよう。

ヤブガラシ

▲ヤブガラシ。

この植物がそこまで嫌われている理由は近付いていくとよく分かります。

ヤブガラシ

▲じつはこのヤブガラシが生えている場所は、もともと…

ヤブガラシ

▲ヤブガラシではなく、サツキが植えられている場所だったのでした!

ヤブガラシ

▲たとえばこんなワイヤープランツの植込みにひょこっと出てきたりしようもんなら

ヤブガラシ

▲このヤブガラシに一気に呑み込まれていくので、みんな警戒しているというわけ。

ヤブガラシ

▲つる植物なので、いろんな場所につかまっては伸びていくたくましい植物。

その勢いたるや、藪をも枯らすほどなので「ヤブガラシ」という名前がついたそうです。そしてそれを理由に日本各地で嫌われ続けています。

ヤブガラシ

▲君にももう少し愛嬌があればねぇ。と急にヤブガラシが不憫になってきたので、ちょっと探してみました。ヤブガラシの可愛いところ!

ヤブガラシ

▲よぉく見るとこんなブツブツが出ています。

ヤブガラシ

▲これが少しづつ開いていき

ヤブガラシ

▲じわじわ離れていくと

ヤブガラシ

▲なんだかオレンジ色やらピンク色やらが見えてきます。

ヤブガラシ

▲なにこれ。ちょっと可愛くない?

ヤブガラシ

▲もうお分かりかと思いますが、そうです。これはヤブガラシの小さな小さなお花なのでした!

ヤブガラシ

▲緑色の花びらが4枚ちゃんとついていて、雄しべも4本、真ん中から柱頭も1本揃っている、まぎれもなくお花です。

ヤブガラシ

▲この緑色の花びらはどうもすぐ落ちてしまうみたいで、午後に行くとこんな状態になっているものをよく見ます。まだ真ん中から蜜が出てきているので

ヤブガラシ

▲アリさんが舐めに来ていました。

人間には嫌われていても、自然界では誰かの役にたっているんだねぇ(覆った植物は枯らしてしまうけど…)

ヤブガラシ

▲花が終わりになると、なぜか色がピンク色になっていくみたい。

ヤブガラシ

▲それでこんなカラフルな見た目になっていたんですね。

うぅん、やっぱり意外とキュートだった。ヤブガラシ。嫌われ者の秘かな輝き探して、駆除前にせめて花の様子を見てやっていただけると嬉しいです(なぜか僕が)。

*ちなみに、ここから詳しい方向け*

ヤブガラシには2倍体と3倍体があり、東日本で見られるヤブガラシは実をつけない3倍体の個体が多いそうです。

なので、僕もずっとヤブガラシの実を見たことが無かったのですが、数年前西日本の方でヤブガラシの実を見させてもらったことがあります。

ヤブガラシ 2倍体

▲これが2倍体の西日本のヤブガラシ。

どうして分布域によって、2倍体と3倍体がわかれたのかずっと気になっているのですが、いまだ謎のまま。そもそも種子を残さない3倍体がここまで分布を広げられる理由はなんなのだろう。

本当に植物のことは不思議だらけだなぁ(だから面白い)。

 

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