ようやく晴れたのに遠出が出来ないそんな時は、近くの道端にかがみこむ。

(きっと何かあるはずだ・・・。)

コミカンソウ

▲やややっ、コミカンソウ発見!

特別珍しい植物でも無いけれど、この植物もよく見るととても美しい。

コミカンソウの実

▲小さいミカンみたいな実がつく草だからコミカンソウ。

コミカンソウの実

▲なかなか風情があります。

どこにでも生えているこの植物。いったいどれくらいどこにでも生えているのかというと

コミカンソウ

▲こんな路地の隙間に、ざっと数えて60株ほども!

そんなにあるのに、どうしてあまり見ないのかしらと疑問に思うけど、それもそのはず。

コミカンソウの実

▲この実、こんなに小さいんです。(自分の指の大きさを見て、想像してみてください)

改めて一番はじめに載せた写真を見てみましょう。

コミカンソウ

▲これで大体、高さ25センチくらいだったかな。

いくらありふれていると言ったって、地面すれすれに顔を寄せ、目を細めてようやく見られる大きさなんですね。

コミカンソウの実

▲写真を撮るのも一苦労です。

せっかくだしな、と思って毎度恒例もうちょっと細かく見てみるシリーズやってみることにしました。

コミカンソウの実

▲葉っぱを裏返して見てみます。

ふむふむ、なにやら実の両脇に細かい粒々があるぞ。

コミカンソウの雌花

▲こっ、これは!

コミカンソウの雌花

▲真ん中から出て来ているこの形状は柱頭に違いない。となるとこいつは雌花!

凄い、およそ1ミリくらいの小さな花が、こんなに綺麗だったなんて…。今まで近くを通り過ぎていた僕は何と愚かだったのだろうか…。

そしたら雄花は?雄花もあるはずだっ!

コミカンソウの雄花

▲・・・?こ、これか?どう見てももう花の終わりの状態だ。

慌ててコミカンソウの花の時期を調べてみると、どうも6月~10月と比較的長い期間咲いているみたい。しかし、今日はと言えば、もう10月も終わりにさしかかる頃。花を見つけるには少し遅かった・・・。残念、また来年だ。

しかし、コミカンソウの雌花がこんなにも綺麗だったなんて、今日はとても良いことを知ったなぁ。

昔の人も、こんなに小さな草の実を見てミカンみたいだ!と思ったというのだからそれも凄いなと思います。やっぱり屈みこんで見ていたのかなぁ。

コミカンソウの実

▲なんてことのない小さな隙間に、自然の美しさを発見することは植物観察の醍醐味。

ありふれていて、地味なのに美しいコミカンソウ。

おぉい、そこの道行く方々やぁい。これ素通りしたら勿体ないよぉ。


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