前回は、ぬばたまの黒い実(ヒオウギ)をご紹介しました。

→「ぬばたま」と呼ばれるヒオウギの実

これを書きながら、黒い実といえばそろそろあれだな。と思いだし、早速近所を散策。

ヤブミョウガの実

▲あったあった。ヤブミョウガ!

ミョウガの葉っぱに似ていて、藪に生えることからヤブミョウガ。

これまた世間での認知度は低そうだけど、特に珍しい植物ではなく、近所の公園などで普通に見られます。

地味だけど、僕はこの植物が気に入っていて、こうして実の季節になるとよく目の端でヤブミョウガを探しています。

ヤブミョウガの実

▲これが、ヤブミョウガの黒い実。

ヤブミョウガの実

▲はじめは白いものが、だんだん黒くなるみたい。

ヤブミョウガの花

▲ちなみに、7月くらいに見るとこんな花が咲いています。

さて、地味丸出しのこの植物を僕がなぜ気に入っているのかというと、この実の中身に理由があります。

ヤブミョウガの実

▲ヤブミョウガの黒い実を一つ失敬して。

ヤブミョウガの種

▲中身を出してみてびっくり。砂粒みたいな種がたくさん!

ヤブミョウガの種

▲この実の中には、1ミリ程度の大きさの種が18個も入っていました。

ヤブミョウガの種

▲それにしてもこの形。種とは思えない造形です。

この種を見るのが楽しくて、毎年この時期になるとヤブミョウガを探してしまいます。

それにしても、あの小さな実のなかによくこんなにも多くの種が入っているもんだ。と、実の表面を慎重に剥いてみると

ヤブミョウガの種

▲なんと上手に種が収まってること!

そうか、なるほど。

ヤブミョウガの種

▲種には凹凸があって、どうも裏表があるみたいなんだけど、これはきっと小さい実の中で凹凸が重なり合ってコンパクトにまとまるためにこうなっているのだろう。

ヤブミョウガの種を見ると、自然は結構合理的に出来ているんだなぁということを感じます。

やっぱり面白い、ヤブミョウガ。


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