観察会中によくこうして下を指さしていることがありますが

まちの植物は友達観察会中

▲こういうときに見ているのは大体…

ツユクサ

▲こういうものです。

本当にまぁ、一体全体なにをやっているんだかという感じですが、これも近寄ってみるとその意味がお分かりいただけると思います。

ツユクサ

▲ぐいっ。まだ遠いか。

ツユクサ

▲これでどうだ。見えますかね。

ツユクサ

▲えぇい!じゃあこうだ!

はい、これでばっちり見えましたね。そうなんです。じつはアスファルトの隙間に可愛らしい花が咲いているんです。

ツユクサ

▲その名も「ツメクサ」。葉っぱの形が、切ったあとの爪に見えるから「ツメクサ」。(猛禽の爪に似ているからだという説も聞いたことがあります)

ツユクサ

▲ぼく本当にこの花が大好きで、下を向いて歩いている時にはほぼ必ずこのツメクサを眺めています。

ツユクサ

▲小さいけれど、ちゃんと咲いています。

ツユクサ

▲こういうところに生えているので、大変だねぇ、こんなところでよく生きているねぇという感想が漏れ出てしまいますが、このツメクサの置かれた環境をどのように見るのかについては少し考慮が必要。

ツユクサ

▲見るからに生きるのには適していなさそうですが、他にここで生きるライバルが少ないので、ここはじつはツメクサにとっては占有地。

アスファルトやブロックの隙間は意外と水がたまりやすいのと、その下にはちゃんと土があるので、隙間で生きられて、かつ人や車に踏まれても大丈夫なように背丈を低くしておける植物にとっては、生育に適した土地であるという見方をすることも出来ます。

ツユクサ

▲なにせ、ここのツメクサをよく見ると、こうして果実をつけて

ツユクサ

▲種まで作っていますからね。こんなところで。

ツユクサ

▲まさしく植物界のニッチ産業。他のライバルが気が付かない良い場所で、ちゃっかりその命を育んでいるツメクサ。なんだかビジネスの参考にもなりそうな話ですが、こうして知る人ぞ知る場所で生きる人生って羨ましいなぁと思い、いいなぁ君。といつも独り言ちている私です。


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