この季節、僕が観察会で好んで紹介する植物。

ムシトリナデシコ

▲こうして何気に植えられてたり、勝手に道路際から生えていたりする

ムシトリナデシコ

▲ムシトリナデシコ!

ムシトリナデシコ

▲何が好きって、結構花がきれいなんですね。

ムシトリナデシコ

▲ほら、こうして。

ムシトリナデシコ

▲近づいてみると、意外に複雑な作りの花。この形も面白いなぁ。

ムシトリナデシコ

▲横から見てみるとこんな感じ。

ここで、おや?と思った方。素晴らしい観察眼です。そうなんです。ちょっと気になる部分ありませんか??

ムシトリナデシコ

▲この二股に分かれた節の下にある少し色が変わった部分。

これは何だろう?ただの模様かな?

ムシトリナデシコ

▲よく見ると、はじめの写真にもたくさん写っていました。

茎のところどころに茶色い部分があるのが見えるでしょうか。

ムシトリナデシコ

▲じつはこの部分が「ムシトリナデシコ」の名前の由来。

写真だと分からないので実際にためしてみて欲しいのですが、この茶色の部分は手で触れるとベタベタっとしています。

ムシトリナデシコは、この茶色の部分に虫をくっつけるのですが、食虫植物のように食べるわけではありません。なんと、ただくっつけるだけなのです。

所説あるようですが、一般的にこれは花を食べる虫が登ってこれないようにするためのガードなのだとか。

人間で言うところのネズミ捕りシートやゴキブリホイホイみたいなものですね。

江戸時代に観賞用としてヨーロッパから持ち込まれたとされるムシトリナデシコ。日本の植物には見ない工夫を持っているところなど、やはり異文化の発想は面白いな!と思わせられる植物です。

ムシトリナデシコ、いま町なかで次々咲き始めました。

ムシトリナデシコ

▲こんな雰囲気で

ムシトリナデシコ

▲茎に茶色のラインが入っていれば、ムシトリナデシコです。

比較的見つけやすい植物ですので、茶色が本当にベタつくかどうか、ぜひ実際に確かめてみてください。

植物は動けないけれど、だからこそアイデア満載で生きているので面白い。今日もまた一つ勉強になりました。


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