まちの植物はともだち

植物観察日記#13(4/13フデリンドウ)

どうしても見たいスミレがあり、8年前の記憶を頼りに林道へ。

たしかこの道だったはずなんだけどと歩き回るがどうにもポイントにたどり着かない。娘の幼稚園の迎えがあるので、ぼくに許された時間は2時間だけ。早足で林道を進むが、進めば進むほど記憶が曖昧になる。

しかし、ちょうど諦めかけたその時。

なんて展開にもならずタイムアップ。無駄足に終わってしまった。昨日に引き続き、これも植物観察ではよくあることだ。

こんな時は、「目的のスミレが見つからなかった日」ではなくて、「ここには目的のスミレがないと分かった日(だから後日また他の場所を探せる)」と解釈するようにしている。

▲帰り道でトイレに立ち寄ると、フデリンドウが咲いていた。

なんだか救われた気持ちになり、そうそう、今日はスミレではなく、このフデリンドウを探しにきたんだった。と思った。