まちの植物はともだち

植物観察日記#14(4/14ホトケノザ)

今日も娘の幼稚園へ。

基本的には娘と一緒に過ごして、幼稚園の環境に慣れるための1週間なわけだけど、当然ながらほかの子たちとも一緒に遊ぶことになる。今日は娘を含む女の子3人とひたすら木登り。ちょうちょになったりハチになったりして空を飛ぶ。

自分の子だけでなく、ほかの子との関わりを持てることもありがたい。

▲木の板に葉っぱをのせて「お菓子屋さん」。いらっしゃいませー。

ひとしきり遊んだら、ホトケノザの蜜を吸ってひとやすみ。次から次に取ってきては蜜をちゅーちゅー。子どもたちがぼくにも配布してくれたので、ぼくも一緒に蜜を吸う。

▲そういえば、この花のどこに蜜があるんだろうと思い、横から見てみる。どうも蜜の在り処が分からない。子どもたちは花の付け根を吸っていたので、たぶん一番底の部分に蜜があるのだろう。

▲虫は花の上部の穴に口をさしこみ、その底にある蜜を吸う。その際、入口にあるオレンジ色の花粉に体がふれる。虫は花粉をからだにつけたまま他の花へ飛んでいくので、結果として受粉を手伝うことになる。

こどもは花を摘み取って蜜を吸う。これでは受粉の助けにはならない。みんなはちょうちょやハチになっていたけれど、ホトケノザはその正体を見破っていたかもね。