まちの植物はともだち

植物観察日記#17(4/17マユミ)

今日も観察会。日曜日は2年目コースなので、もうすでに互いによく知った仲になっている。集合時から和気あいあいとしているので、ぼくもリラックスして案内ができる。

いま開催している年間講座では、「植物のかたちを見る」ことをテーマのひとつにしている。おなじようにみえる葉っぱも、よく見るとそれぞれに個性がある。

▲たとえばマユミなら、

▲この葉っぱの縁にあるギザギザに注目。よくあるギザギザは山型か波型なのだけど、

▲マユミのギザギザは鳥の爪みたいに巻き込んだ形になっている。

▲葉っぱの内側に食い込んでくる感じ。

このギザギザの形が個性的だと分かるには、そのほかの植物の葉っぱのギザギザをたくさん見ておく必要がある。2年目コースの皆さんなら、この個性が伝わるかなと思い紹介してみた。どうだろう。分かっただろうか。