中国の植物をもう一つご紹介。
日本でも、いわゆる普通種とよばれるものが好きな僕(もちろん珍しいものに出会えたら興奮しますが)。
中国にいっても、ありふれた植物に心をつかまれていたりしています。
前回は、中国の中でもちょっと珍しい植物をご紹介しましたが↓↓
→《番外編》いまここで会えない自然 saussurea medusa 雪蓮花
今回は中国の普通種をご紹介して、番外編のバランス取りをさせていただきます。
普通種とは、よく見かけてあまり珍しくないというようなニュアンスで使っていますが、中国に来るとそんな植物だっておもしろい。
▲じゃん!さぁ、これは一体なんでしょうか。
▲十字対生の葉っぱが見事に並んでいます。
▲横からみても、なんの花か分からない。
▲じゃあこれは?
▲そう。なんとなんとキランソウの花でした!
学名ではAjuga lupulina。この色この形、何故か惹かれてしまうんですよね。
ちなみに日本のキランソウはこれ↓
▲シソ科キランソウ属のキランソウ。学名はAjuga decumben。
花は一緒の形だけど、全体の姿は似ても似つかない。
▲さながら中国の高原に聳え立つ五重塔!
ん~、面白い。ありふれた植物でも全て珍しく感じるのが海外の植物観察。
やっぱりたまには海外もいいですね。