今日は、せぎさらいの日。田植えシーズンが来る前に、水路の掃除を地域の人総出で行う。

草刈り担当、ごみ拾い担当、どぶさらい担当と、なんとなく手分けして進行。それぞれがそれぞれのペースで行うのに、全体を見るとまとまって作業が進む独特の時間の流れがある。

途中に竹やぶがあり、ぼくはここが活躍のチャンスだとばかりに竹を切りまくる。植木屋でバイトをしていた学生の頃の経験がこんなところで活きる。

竹やぶの縁にはタチツボスミレが点々と咲いていた。

地域の人は誰も見ていなかったけれど、水路を掃除して竹やぶの周りが明るくなれば、そこで野草は生きることができる。人の暮らしと植物はここでもつながっている。


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