ツクシとスギナ 地下でつながる関係

この季節、ニョキニョキっと地面から出てくるこいつら。

ツクシ

▲言わずと知れたツクシです。

ツクシ

▲美味しそうだ…と思う人、やっぱり多いでしょうか。

ツクシ

▲ちなみに、ここは僕史上もっともたくさんツクシが生えていた場所。

生える場所にはこんなにたくさん生える、春の風物詩のツクシ。

スギナ

▲それでは、これは知っていますでしょうか?

ツクシ

▲この季節は、こうして仲良く並んでいる姿をよく見かけますが、左がツクシで、右は「スギナ」といいます。

へぇ~どうして?この2つは仲良しなの?

いえいえ、仲良しどころか、この2つはなんと地下で繋がっている一つの個体なんです!と言ったら驚いてもらえるでしょうか。

ツクシ

▲ほら!

なぁんて書きながら、もしかしたら植物に詳しい方からは「何をあなたいまさら大げさな」と思われているような気もする私です。

まぁ確かに知識としては知っていたわけですが、じつはこれまで実際に掘ってみたことは無かったんですよね、これ。

なんといっても、そもそも勝手に掘らせてもらえる場所がありませんので。

ですが私、この度ついにツクシを掘ってもいいよと言ってくれる有難い方と出会い、喜々として大手を振るって確かめることが出来たというわけです。

ツクシ

▲気になり始めてから数年。見てください、確かに繋がっています。

ツクシ

▲地上からは分からないけど、この2つは別の個体ではなく、本当に同じ個体だったんですね。面白い。

さぁそれでは、どうしてこんなことになっているのかと言うと、シダ植物のツクシ(スギナ)は、子孫を残すために出す茎と、栄養を作り出す茎を使い分けていて

スギナ

▲こっちの緑色が、光合成をするための茎で

ツクシ

▲こちらが、胞子を飛ばすための茎ということになっているのだとか。

なるほど。そこで、何でも確かめ隊のわたくし、今回はついでにもう一つ確かめてみたくなりました。

ここから胞子が出るって言うけど本当??

ツクシ

▲おぉっ!・・・出た!!!

ちょっと触ってみただけで、とってもたくさん出てきました。これは凄い、当たり前ですけど、これも本当だったんですね。

ツクシ

▲これが若い胞子茎。

ツクシ

▲まだ胞子が出てきません。

ツクシ

▲これがちょっと熟すとこうして胞子を飛ばし

ツクシ

▲すっかり胞子を出し切るとこんな様子になります。

ふむふむ。これで、教科書や先輩方の仰っていることが本当だったことが分かりました。これで今後ちゃんと自信を持って皆さんにご案内することが出来るぞ。

ツクシ

▲この胞子が出てくる瞬間、気に入ったので最後にもう一回。

じつはツクシは、この胞子自体も面白くてですね、いつか顕微鏡で見たいと思っているのですが、そこまではなかなかチャンスがありません。

どういうものかが分かるリンクを下記にご紹介いたしますので、我こそは顕微鏡で確認してみるぞ!という方は是非チャレンジしてみてください。

→飛び出す胞子 ツクシの秘密 | ミクロワールド | NHK for School

あぁそれ知ってる!という知識が、それ自分でやったことあるぞ!という確かな経験になることって、なかなか大事なことだと思います。

この春、ツクシとスギナの観察、是非どうぞ!


(スポンサードリンク)

← 過去の投稿へ

次の投稿へ →

1 コメント

  1. watashinoniwa

    今回の紹介も面白かったです。携帯式顕微鏡と言うものを手に入れたので、今度、使ってみようと思います。実は、私、スギナの上にツクシの頭が出ているのを、一度ならず二度見たことがあります。最初は子どもの頃、二度目は大人になって。二つの茎が完全に分離するものでなく、普通のお花の様に、緑のスギナの葉っぱの上にツクシの花が咲いていたのです。子どもの時はホントにビックリして嬉々として押し花にしたのですが、地図帳の間にティッシュで挟んで。その後、手帳に移してお守りみたいにしてたところまでは覚えていますが、その後は・・・? 大人になってからは、たぶん摘み取るのがかわいそうでそのままにしていたと思います。いつか出会えたら、UPして下さいね。

コメントを残す