まちを歩くとこの花が目につく季節。
▲今年も花盛り!
▲そう、言わずとしれたミモザです。
▲説明不要の美しさなので、その見た目をただただ楽しめばいいと思いますが、じつは「ミモザ」というのは、たくさんある種類の総称なので、正式には「フサアカシア」や「ギンヨウアカシア」といった名前がついています。
それで、今回はそのなかでも「ギンヨウアカシア」を取り上げたいのですが、さらにいうと、ギンヨウアカシアの栽培品種である「プルプレア」をご紹介したく、ブログを書いています。
あぁややこしい。ややこしいのでここからは写真多用で進めます。
▲いまの時期、ミモザは新芽と花を両方出しているんですが、その新芽がこうして紫色を帯びるのがギンヨウアカシアの栽培品種の「プルプレア」の特徴。
▲ほらどうでしょう。
▲なんともいえぬ存在感ではないでしょうか。
▲綺麗というかかっこいいというか
▲こういうのが好みの方もいらっしゃることと思います。
(ちなみに葉の付け根にある丸いポチっとしたものは腺体と呼ばれるもの。通常はこの丸いとこから粘液や蜜が出てくるのですが、ミモザは何のためにこれをつけているのか調べてもよく分かりませんでした…)
▲ということで、新芽と花が一緒に楽しめるのがこの品種の良いところ。と書きたくて写真を撮っていたら、ちょうどいいところに新芽と花のつぼみが一緒に出てきているものがありました。
▲この華やかな花も、こうしてつぼみから順番に咲いていき
▲見事に房なりになっていきます。この過程もなかなか味わい深いものですね。さて、そうなるとどんどん近寄ってみたくなるのが僕の性分。
▲つぼみ。
▲そして少し開いたところ。
こうしてみると、ミモザの花は小さな小さな花の集合体だということもよくわかります。
▲つぼみと、花が少しだけ開いたところの2ショット。
この花が少し開いた方を見ると、ひょろっと長い線がまず出てきているのが見えますが、これは雌しべです。雄しべより先に雌しべが伸びるようですね。
▲雌しべに続いて、たくさんの雄しべが出てくると、こうしてぼんぼりの花が完成します。
(丸い花のなかで、時おり飛び出している長いものが雌しべですからネ)
▲そしてすべての花が開くとこうして房なりの見事な花が咲くというわけ。
いやぁこの花もいい花だ。遠くからでも目立つ花なので、あまり花の仔細を観察する機会も少ないと思いますが、ちょっと気が向いたら是非観察してみてください。
さぁこの花が咲いたらあとは早いぞ。春の新緑、花盛りの季節がようやく到来。忙しくなるぞ~!
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