あっ。
▲カナムグラだ。
▲これ、よく近くで見かけませんか?こんな葉っぱが一面を覆っているところ。
▲結構いろいろな場所で見かける、スルスルっと伸びる「つる植物」なのですが、この時期はちょうどお花が咲いています。(花の時期としてはもう終盤だけど)
▲まずはこれ。
▲近くで見るとほら!お花なんですねぇ。
▲大きな葯(花粉が入っている部分)を持っているので、これは雄花の方。
と、なるときっと雌花もあるハズだ。どれどれ。
▲んんっ!
▲きっとこれだな。
▲やっぱり! アップにすると分かる2つの柱頭。
▲おっ、これはもしかして!
▲種だっ!
ふむふむ。なかなか見応えのある植物だな。カナムグラも。
…と面白がっている間中、じつはずっと気になっていたことがありました。
▲いやいや、なんか痛くない?きみ。さっきからずっと。
なんなのよ、トゲか? トゲ持ってんのか??
▲そう思いながら、つるに近寄っていくと…
▲な、なにか見えてきたぞ…。
▲が~~ん!!やっぱりトゲ!!!
しかもかなり鋭いよこりゃ。これがさっきから僕の足を刺しまくっていらっしゃったのね。そりゃ痛いわけだわ。
でもなんでこんなにトゲを仕込む必要があるのかしらって
▲じつはこれがカナムグラの戦法で、このトゲトゲで他者にひっかかりながらそのツルを伸ばしていくからなんですよね。
▲つる植物といえば、こうして自ら巻きついて伸びていくものを真っ先に思い浮かべますが(この写真はゴーヤー)、うぅんなるほど。トゲをひっかけてよじ登るという作戦もあるのね。
「つる」と一口に言っても様々な方法。生き方は一つじゃないんですねぇ、おつるさん。
▲それはさておき、本当に傷が出来るから、次からは気をつけよう。。。
▷ひっかけ式ではなく、吸盤式といえばこちら
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